上部頸椎と低体温  症例報告@天野カイロ

「上部頸椎 アジャスト 冷え性」 で検索されている方が
チラホラいらっしゃるようなので、2年程前に他のブログで書いたものを再掲。


体温を上げると健康になる」という本が売れている。
これが「体を温めれば・・・・・」だと全く意味が変わってくる。
自らの体温を上げることが重要なのだ。

ところで、上部頸椎カイロの検査では皮膚表面温度を測定する。
頚部あるいは腰部の温度が極端に低い人がいる。
勿論、温度は高い方が良い。
これはある女性の患者さんの皮膚表面温度のグラフ。
温度が高い部位はバーの横幅が広くなり、低いと狭くなる。
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上は初回時のアジャスト前の温度グラフ。
頚部に比べて、腰部の温度が低いのがはっきり分かる。
次はアジャスト前とアジャスト40分後のグラフ。
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同じ椎骨のレベルで1度~2度、温度が上昇している。

今までの経過を並べて表示してみる。
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①2008年 6月7日  アジャスト前 室温25℃
②2008年 10月13日 アジャスト前 室温23℃
③2008年 11月24日 アジャスト前 室温21℃
④2008年 11月24日 アジャスト後 室温21℃
⑤2009年 5月20日  アジャスト前 室温26℃
⑥2009年 5月20日  アジャスト後 室温26℃

⑥のグラフは初回時から約1年後のグラフ。
腰部の温度は上がったままである。
⑥のグラフの腰部の温度は、34度~35度台。
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一年前に比べると約2度、体温が上がっていることが確認できる。

「体温を上げると健康になる」という本は
その理由と、その為の実践的な方法が書かれている。
日々の自己管理に勝るものはない、是非一読することをお薦めします。

それでは上部頸椎のアジャスト後、なぜ体温が上がるのか。
大きな理由は2つある。

①延髄の血管運動中枢
上部頸椎領域には延髄の尾側が位置している。
そのため、上部頸椎サブラクセイションが起こると延髄の機能に影響を及ぼす。
結果、血行不良や血圧に問題が起こる場合が多い。
それが正常に働きだすと全身の温度がほぼ均一に上昇する。

②補正作用の解除
意識していない人が多いが、上部頸椎の変位により脊柱に補正作用が起こる。
これで骨盤が歪む。アジャストメント後に補正作用が解除されることにより、
末梢への血流が良くなる。
その為、アジャスト直後から手足がポカポカするとか、身体が熱いと言われる人は多い。
サブラクセイションのない状態で先に紹介した本に書かれていることを実践すれば
効果は倍増するだろう。

ちなみに症例の患者さんの主訴は無月経。
初回時のアジャストの1週間後に2年ぶりに生理が来たそうです。
改めて体を温めるのではなく、体温を上げることが重要だと痛感します。



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by amanochiro | 2011-05-20 11:30 | 上部頸椎カイロプラクティック | Trackback | Comments(0)