自律神経とカイロプラクティック  上部頸椎アジャスト後に仰向けで休む理由

上部頸椎をアジャストした後に休息用のベッドに移っていただき、
大体40分ほど仰向けで休んでいただきます。
これは調整の結果を良い方向へ導く非常に重要なプロセスです。

その理由をいくつか

1.頭の重みの解放
  仰向けに休むことにより、脊柱に掛かる頭部の重みを
  解放し筋肉、骨格への負担を減らします。
  頸椎カーブに合わせて枕をセットすることで
  調整後の上部頸椎と頸椎部を安定させます。

2.筋肉の弛緩
  上部頸椎領域は延髄が位置し副交感神経が分布していますので、
  アジャストメントにより副交感神経優位の状態になります。
  すると筋肉は自然と緩んできます。
  なかには凄くだるく感じたり、身体がベッドに沈んでいく感じとか
  言われる方もいらっしゃいます。

3.骨格の調整
  筋肉が弛緩しますと変位した脊椎、大きな筋肉の付着部である骨盤、
  負担が掛かっていた各関節が動き、(実感される方もいらっしゃいます。)
  自らの力で骨格の調整が行われます。

4.血行が良くなる
  副交感神経優位の状態では血管が拡張し血行が良くなります。
  これは検査で皮膚表面温度を計測しますので、客観的に確認できます。
  但し、中には普段自律神経に問題を抱えている方(女性に多い)は一旦
  温度が下がる方もいらっしゃいます。
  休息用ベットで休まれている間、足が温かい、全身が熱いといわれる方が
  多いですが、特に何も感じないと言われる方もいらっしゃいますし、
  自律神経に問題のある方は休まれている間、凄く寒いとか寒くなったり
  熱くなったり繰り返すと言われる方もいらっしゃいます。
  その人の今までの状態によって感じ方は違ってきますが、
  時間と共に血行は良くなります。
 
5.呼吸が楽になる
  延髄には呼吸中枢があること、筋肉が弛緩していること、骨格が調整され
  場合によっては胸郭が開いていることなどから、呼吸が深くなった、楽になったと
  実感される方もいらっしゃいます。
  結果、身体が完全にリラックスモードに移行して
  ぐっすりと眠られる方も結構いらっしゃいます。


「カイロプラクティックは腰痛、肩こりにはいいけど自律神経の問題とは関係ありませんよね。」
というような質問を受けることが時々あります。

おそらくそれは
原因不明の頭痛、冷え、微熱、嘔吐などを
自律神経失調症と診断される場合が多いからだと思います。
そして精神安定剤などを処方され服用されている方も少なくありません。

しかし上に示したように、
上部頸椎のアジャストメント
そしてその後の経過そのものが自律神経系と非常に関わりが深いですし、
そのような方が改善した例は沢山あります。

自律神経失調症という病名の治療をする人は薬を含めたその治療法を受けます。

自律神経に問題があると感じているが
自律神経失調症という病名が納得していない人は
自律神経失調症の薬は飲まないですし、
自律神経がなぜ失調しているのかという原因を模索するかもしれません。

模索している人は
「もしかしたら首」ということを
頭の片隅に置いておくことは決して損ではないと思います。




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by amanochiro | 2011-08-31 17:47 | 上部頸椎カイロプラクティック | Trackback | Comments(0)