イネイトのこと

前回、前々回のエントリーに自律神経とカイロプラクティックとの
関わりを言及しました。

ここで一言付け加えておきますと、
上部頚椎のアジャストメントは
交感神経に影響を与えるアジャストメント、
副交感神経に効果があるアジャストメントというように
症状に応じて施術者が意図的にアジャストメントの効果を
使い分けたものでないということです。

少し分かりづらいかもしれませんが、
交感神経、副交感神経に影響したということは
結果としてそうなったということで、
予めそれを目的に施術者が使い分けたのではないということです。

では、何がそう決めたのでしょうか。

これは一般的には非常に理解しにくいことだと思いますが、
身体に内在する叡智、我々はイネイト・インテリジェンスもしくは
先天的知能と呼んでいるものが行います。

それは目に見えず確認することは出来ません。
周知のように身体は脳が神経系を通して機能しています。
脳が身体を生かしているとも言えるかもしれません。

では、脳は何によって働いているのでしょうか。
カイロプラクティックの原点は実はこの一点につきます。

生命の始まりは一つの細胞である受精卵です。
当然、その時は脳は存在していません。
しかし脳を創り手を足をというように身体を創りあげる
システムは存在しています。

この身体を創りあげる叡智は身体をどのように治癒させるかいう
叡智と同じものです。

我々は一生を通じてこの叡智に生かされています。
誕生ではなく受精卵がイネイトの始まりであり死が終わりです。
いつ生まれるかいつ死ぬかは自分では決められないのです。
自殺が良くないというのはこの自然の法則を破っているからだと
私は考えています。

上部頚椎カイロプラクティックでは
自分の身体の主治医は脳であり、アジャストメントは脳がちゃんと
仕事をする為のきっかけであり、時間と経過と共にその主治医である
脳に任せるというスタンスを取るようなことを患者さんに説明しますが、
本当は脳でなく脳を動かしているイネイト、先天的知能に
委ねるというのが正しいのです。

只、私の場合は腰痛で来たのに何故首?という人が多い中で
イネイト、先天的知能と言ったところで全く理解不能になることを
懸念して臨床ではイネイトという言葉を封印しています。
もしくはニュアンス的なズレは感じながらも自然治癒力と言い換えています。

話は元に戻りますが自律神経系の話、
やはり患者さん自身の身体を一番把握しているのは
医者や施術者でなく、患者さんのイネイトなので
結果的、その患者さんに相応しい過程を経て改善していきます。
それを端から診ている施術者は驚き感動するのですが、
患者さんは後天的知能と呼ばれる教育された脳で常に
考えていますから、自分の思うように良くなっていかないと
正直なかなか納得していただけないものです。

でも、そういうところも面白いとこなんです。
中には直観で今述べたようなことを理解しているような方も
いらっしゃいますから。驚くんですよ。



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by amanochiro | 2011-09-01 15:48 | 上部頸椎カイロプラクティック | Trackback | Comments(0)