腰の温度測定から分かる3つのこと



上部頸椎サブラクセイションの有無を調べる
代表的な検査にリーディング(脊柱両側皮膚表面温度測定)があります。

上部頸椎サブラクセイションのパターンは上部頸椎部に特有の波形として
現れますので、通常頚椎部のみの測定でOKなのですが、
ウチのオフィスでは男性はフルスパイン(全脊柱)、
女性はワンピースでなければ腰を少し捲っていただいて、腰と首を測定しています。
またフルスパインの測定が希望の方はガウンに着替えて頂き行います。


そこで今日は腰部の測定における3つの確認を書きます。


1.腰の状態を客観的に確認

腰痛や足の痺れで来院される場合も調整箇所は上部頸椎一箇所なのですが、
アジャスト前後で腰部の温度の上昇や偏りの変化を確認できます。
上部頸椎のサブラクセイションとアジャストメントは単に首だけでなく全身に影響しますので、
腰部に神経圧迫があれば特有の波形を示され、その後の変化も追えるのです。
特にヘルニア、すべり症などでは、下部腰椎に負担が掛かっており、
負担の掛かっている箇所は血流が悪く温度が下がっている傾向にあります。
結果、アジャスト後すぐに症状に変化がみられなくても、時間の経過と共に
腰の状態の変化を客観的に確認できます。


2.冷えは万病の元ということの確認

女性の冷え性の方は多いです。また無月経、生理不順の方も腰部の温度が
極端に冷えていることが確認できます。
上部頸椎領域にある延髄には血管運動神経中枢があること、
アジャスト後、イネイトにより背骨や骨盤の歪みが正されることで骨盤周囲の血流が良くなります。
アジャスト後、数ヶ月ぶりに月経が来たとか、妊娠したという嬉しい報告を度々受けます。


3.腰のカーブの確認

腰を測定しながら時々思うのが測定しやすい腰、しづらい腰があるということ。
脊柱は本来生理的彎曲があり緩やかなS字状のカーブを呈しています。
腰部は頚部と相関関係があり、軽い前彎なのですが実際は人それぞれ違います。

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(ちなみに右上の写真が実物の測定器です。)
①は軽い前彎、測定しやすいです。
②は鉛筆状。
③は後彎。測定しづらい。特に最初があてづらい。

つまり腰を測定しているのですが、同時に首の形状が瞬時に把握できます。
②はストレートネック、③は過前彎の傾向があります。

面白いのは③から①とはいかないまでも、時間と共に計りやすくなっていく方が多いところ。
常識的に考えると時間の経過の分だけ老化しているはずなのですが、
上部頸椎が安定してきて腰が変化しているんですね。
患者さん自身は自覚はないかもしれないけれど、私は内心、いいね~と喜んでいます。



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by amanochiro | 2012-07-20 11:41 | 上部頸椎カイロプラクティック | Trackback | Comments(0)