心のテンション 



3月のシステマセミナーでのミカエル先生の言葉。

「システマは競技ではありません。実戦です。」

競技とは試合があり、勝者と敗者がいて、引き分けがあり、
ポイントやペナルティがあり、無効試合というものもある。


では実戦とはなんでしょうか。


「軍隊では、殺すことを学びます。全てのアイディアは殺すためのものです。“戦う”ためではありません。」byヴラディミア・ヴァシリエフ


実戦とは勝敗というよりも、生き残ることだと思う。

只、それは軍隊だけの話なのでしょうか。
減少傾向にあるとはいえ、年に3万人ものの人が自ら命を絶つという社会は戦場とも言えます。


システマではテンション(緊張)という言葉をよく耳にします。
リラックスの逆です。


身体のどこにテンションが入っているのか。
わざと身体にテンションを入れてみる。
ブリージング(呼吸)でテンションを取る。
テンションが取れてニュートラルな状態に戻るのを体感する。

インストラクターのリードでこのようなワークに取り組みます。


戦場という究極のストレス下でリラックスする。
それがサバイバルに不可欠な要素なのでしょう。


「自分がとても強いと思っている人が、戦いでは最初に死にます。」ミカエル・リャブコ


自分がとても強いと思っている人は自惚れがあると共に、
心にテンションが入っているのではないでしょうか。


「どんな競争の形態も人間にうぬぼれの意識を生み出してしまうのです。」by ミカエル・リャブコ


私達は物心ついたころから競争社会にいます。
多かれ少なかれ心にテンションを抱えて過ごしています。
システマは身体を通してそれを教えてくれる。
単に近接格闘技の一種というわけではなく、真の意味での優れた健康法だと思います。



ところで、私も心のテンションに常に気を配っています。
どのような時に心のテンションが芽生えるのか?

例えば、初回でいらした患者さんから、
「知り合いがここで首一箇所の調整を受けたら一回で完治した。」とか
「どこ行っても良くならなかったことが、ここで良くなった。」という言葉を聞いたとき、
「よし、やってやるぞ!」と思った時は良い結果が出ません。

心のテンションが入っているからです。
技術的なことよりも、このことが一番難しいかもしれません。


そういう上部頸椎カイロプラクティックで日々感じていることの答えを
システマがフィードバックしてくれるので有難いです。

人生を楽しく修行中です。

※太字はツイッターのシステマbotから引用させていただきました。




天野カイロプラクティック・オフィスのご案内
日本上部頸椎カイロプラクティック協会のサイトはこちら
www.specific-mobi.jp  携帯サイトはこちら
f0206446_18362488.jpg
[PR]
トラックバックURL : http://amanochiro.exblog.jp/tb/20375468
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by amanochiro | 2013-04-25 14:51 | システマ | Trackback | Comments(0)