サブラクセイション






カイロプラクティックが何か知らない時、
カイロプラクティックとは骨格矯正の一種だと思っていました。
上部頸椎カイロプラクティックでは首一ヶ所で骨格を矯正するものだと。


実際は骨が対象ではありませんでした。
アジャストするのは椎骨ですが、
骨格を矯正するためのものではありませんでした。


対象となるのは
背骨の中を通る神経でした。
脳から繋がる脊髄、つまり中枢神経です。
更に言うと、脳から神経の中を流れる生命エネルギーでした。

背骨は身体の大黒柱という役割の他に
脊髄を保護するという重要な役割を果たしています。
そして背骨を構成する椎骨一つ一つに動きがあることで、
体幹をしなやかに動かすことが可能になっています。

その椎骨の僅かな動きが時にズレ(変位)を引き起こします。
すると連なった椎骨で構成された背骨の中の脊髄が納まる
通路である脊柱管が狭くなり、
椎骨間から左右に出ている脊髄神経も圧迫されます。

それは脳から神経系を通して全細胞に送られるエネルギーに
干渉をきたすことになります。

身体は脳から神経系を通して機能していることは
広く知られていますが、
椎骨の僅かなズレによる神経の伝達妨害(サブラクセイション
が健康を損なう根本原因というのはカイロプラクティック独特の捉え方です。


このことを知った時、
私は鍼灸治療などを行っていました。
自然治癒力を謳いながらも患者さんが訴える症状を取り除くべく、
治療をしていました。


しかし神経伝達の妨害と言っても、
“目に見えないもの”を果して確認出来るものなのでしょうか。
自然治癒力を数量化することは不可能ということは鍼灸の観点からも分かっていました。


生命エネルギーの流れを客観視する一つの指標。
これが分かれば、身体を診方が全く変わるはずです。

レントゲンでは骨の状態は分かるが、生命エネルギーの流れは映らない。
MRIでは神経の圧迫は確認出来るが、これも生命エネルギーの流れは映らない。

生命エネルギーの流れ、つまり神経の伝達をどのように確認するのか。

生体にも死体にも脳があり、脳から繋がった神経もあります。
電線の中に電気が流れているのか、流れていないのかは見た目では分かりません。

脊柱両側の皮膚温度を測定するという
カイロプラクティックのアイデアには驚きました。

皮膚一枚めくると、無数の毛細血管が広がっています。
それら全ては神経によって調整されているということ。

サブラクセイションがある時は、
脊柱両側の温度分布にその人特有の偏りが現れること。

それが現れたときだけ、アジャストすること。

そして脊椎両側の温度差がなく、
全体的に温度が高く一定な場合は身体の内部環境は良い状態であること。

この状態が良ければ、
たとえ「症状が辛い、なんとかしてほしい」と懇願されても
アジャストしないで時間の経過に委ねるということも
上部頸椎カイロプラクティックが自然療法である所以です。

病気、症状の専門家は医師です。
カイロプラクタ―はサブラクセイションの専門家です。



「それじゃ、病気や症状を診てもらいたい時は病院ってこと?」

「それはお任せしますが、病気や症状に対して治療をしなくても
自力で回復する力をあなたは持っているということです。」

その“手伝い”ならいつでもどうぞ!

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by amanochiro | 2017-08-01 12:32 | 上部頸椎カイロプラクティック | Trackback | Comments(0)